学校長あいさつ

本校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

令和8年度、宮城県松山高等学校は、本校最後の入学生を迎え、新たな年度をスタートしました。

夢に向かって、ともに歩む学校

 「夢に向かって学びたい気持ちを応援し、なりたい自分を創るため、みんなと共に歩んでいく。」

 これが、本校の姿です。

 本校が位置する松山地域は、伊達家重臣・茂庭氏が治めた城下町。今もなお、古い町並みや人々の温かなつながりが息づく、歴史と文化のある地域です。昭和7年、町立松山女子専修学校として開校して以来、学制改革を経て、昭和55年に宮城県古川女子高等学校松山分校から宮城県松山高等学校として独立。47年にわたる歴史と伝統は、今も脈々と受け継がれています。

 

 小規模だからこそ、一人ひとりが主役

 現在、本校は各学年、普通科・家政科各1学級の小規模校です。しかし、その規模こそが、生徒一人ひとりを大切にし、丁寧に育む教育を可能にしています。

 校訓「意欲・創造・規律・連帯」校是「至誠・感恩」のもと、本校では以下の3つの柱をもとに「生徒一人ひとりが輝く学校づくり」に取り組んでいます。

 

生徒の未来を支える3つの柱

◆ 学ぶ楽しさ

 学習者エージェンシーの育成を目指し、学びのユニバーサルデザイン(UDL)の視点を取り入れた授業を展開しています。

「わかった」「できた」という喜びを、日々の学びの中で実感できる授業を大切にしています。

◆ 自分を創る

 「ちゃれんじ松高生」をはじめとしたキャリア教育、探究学習・課題研究を通して、自分らしく生きるための指針を見つける力を育みます。

◆ 共に学び、共に生きる

 ソーシャルスキルトレーニング(SST)、共生社会理解教育、ほっこりカフェなど、多様性を尊重し、豊かな人間関係を築くための学びを重ねています。

 

進路に直結する、確かな学び

 普通科では、多様な進路に対応した教育課程を編成し、数学・英語ではTTや習熟度別授業を取り入れ、少人数ならではのきめ細かな指導を行っています。また、3年間を通して家庭科を学び、地域や生活の課題を主体的に解決する力を育てます。

 家政科では、2年次から調理・被服・保育の3コースから進路・適性に応じて選択し、専門性を高めていきます。

・調理コース:プロの技に触れながら調理技術を習得

・被服コース:基礎からドレス制作までを学ぶ実践的な被服教育

・保育コース:年間8回程度の保育実習を通じた実践力の育成

 

地域とともに、未来を創る

 本校では、地域の皆様の温かなご理解とご協力のもと、インターンシップ、福祉学習、ボランティア活動など、人や社会と関わる学びを大切にしています。

 それらすべてが、生徒自身の未来を「想像」し、そして「創造」する力へとつながっています。

 

最後に

 高校生活での出会い、学び、悩み、成長した時間は、長い人生の中でも必ず大きな支え・財産になると信じ、生徒一人ひとりの「これから」創りに、最後まで寄り添ってまいります。

 どうぞ、本校の教育活動に御理解と御支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。 

令和8年4月

宮城県松山高等学校

校長 髙城 邦弘